2050年の企業像

これからのサステナブルな経営の実現に向け、「どのような企業になりたいか」「社会から必要とされ続けるにはどのような企業であるべきか」を中長期的な視点で描いた“2050年の企業像”を策定しています。

南海が描く“2050 年の企業像”

沿線への誇りを礎に、関西にダイバーシティを築く事業家集団

概要

当社グループは、これまで“なんば”を起点に南大阪・和歌山を主な事業エリアとして、地域とともに発展・成長し、今後も、その想い・姿勢は不変である。沿線エリアには、多くの外国人を引き付けるまち“なんば”と、世界、特にアジアと直結する“関西国際空港”があり、私たちには、海外から日本に来られる外国人を含む多様な人々が日本で最も住みやすいと思えるまちを、沿線の人々と共に創っていくという使命がある。そこに向けて新たな事業に挑戦し続け、やりきる企業でありたいという想いを込めて、「沿線への誇りを礎に、関西にダイバーシティを築く事業家集団」という2050年の企業像を策定している。

4つの要素

●地域共生・共創 多様な暮らし方 ~地域の人々とともに~

地域密着を旗印に、地域・沿線の人々とのつながりを大切に保ち、多種多様な人々が幸せに暮らせる多彩な“まち”を、地元と一体になって創っていく。

 

●モビリティ ~公共交通事業者としての使命~

これまで沿線で培ってきた安全・安心の運輸事業の歴史とその責任を、“人と人”、“まちとまち”、そして“人とまち”をつなぐ多様なモビリティ事業への深化で具現化し、未来につなげていく。

 

●多様性・グローバル ~“Think Globally, Act Locally”~

関空という世界(アジア)とつながる玄関口、そして“なんば”という多彩なまち・・・、これからも世界から多様な人々が集うこの地に寄り添いながら、互いの価値観や個性を認め、高めあえる多様性を育んでいく。

 

●南海らしさ ~“みらい”を自ら切り拓く強い意志~

創業からの長い歴史、その道筋で築いてきた南海グループの文化とアイデンティティ、そしてこの先の新たなロードマップ。私たちは、社会の一員としての使命と責任を胸に、新しいことに“挑戦”し、“やりきる”事業家集団となり、南海の“みらい”を切り拓いていく。

 

実現に向けて

企業像実現へのベースとして、コア事業の深化とその周辺セグメントに資源を集中する。また、企業像を構成する4つの要素をもとに、新たな事業創造への探索(未来探索)にも注力する。