個人投資家の皆さまへ
事業の広がり、歴史、強み、ビジョンなど、南海グループを知っていただくための情報を掲載しています。
グループとしての事業展開は?
鉄道からショッピングセンター、住宅開発まで、多彩な事業を展開しています。
南海グループは鉄道事業を中心とした「運輸業」を基軸に、
「不動産業」「流通業」「レジャー・サービス業」「建設業」「その他の事業」を展開しています。
こうした多彩な事業展開によって沿線を活性化させ、沿線価値の向上につなげているほか、
安定的な収益基盤を確立できるバランスの取れた事業ポートフォリオを構成しています。
主な事業展開エリアは?
大阪・なんばを拠点とし、南大阪・和歌山エリアを中心に事業展開しています。
沿線には、世界遺産である「高野山」「百舌鳥・古市古墳群」や世界への空の玄関口「関西国際空港」をはじめ、
魅力的なスポットが数多く存在しています。
2031年には「なにわ筋線」の開業が予定されており、梅田や新大阪と南海沿線がつながることで、社会の中で果たす役割もより大きくなります。
さらに、徳島や南紀などにおいても、グループ会社が公共交通事業など多様な事業を展開しており、人々の生活を支えています。
百年企業って本当?
純民間資本による鉄道会社としてわが国最古の歴史を有しています。
南海電鉄は、現存する日本最古の私鉄です。
1885年の創業以降、公共交通を担う企業として数々の延伸・合併・分割などを経て、現在の路線網ができあがりました。
現在の総営業キロ程は154.8kmに及び、安全・安心な移動サービスを提供しています。
どんな強みがあるの?
「国際性と先進性を備えたまち」から「歴史遺産」までのポテンシャルを秘めた沿線資源、
時代の変化や人々の価値観の変化に応じてまちの魅力を創る力、
生活を便利にし、お客さまのあらゆるニーズに適う新しいサービスを創る力。
これらの強みを活かして、南海グループは成長を続けています。
ポテンシャルを秘めた
沿線資源
「国際性と先進性を備えたまち」から「歴史遺産」まで
まちの魅力を
創る力
時代の変化や人々の価値観の変化に合ったまちづくりでリードする
新しいサービスを
創る力
前例にとらわれない斬新な発想で、未来のサービスを描く
将来のビジョンは?
当社では、2031年春に予定されている「なにわ筋線」の開業に焦点を定めた「南海グループ経営ビジョン2027」を掲げています。
このビジョンでめざしているのは、
「良質で親しまれる交通サービスの提供」「沿線の玄関口・なんばのまちづくり」「沿線活性化策の総動員」によって、
満足と感動を追求し、選ばれる沿線、選ばれる企業グループになることです。
その実現に向けた中期経営計画として、「再構築」と「成長への基礎構築」を行う「共創140計画」(2022年度~2024年度)を策定しています。
現在、「公共交通事業のサステナブルな経営」「選ばれる沿線づくりと不動産事業深化・拡大」「未来探索」という3つの事業戦略と、
新たな“人財ポートフォリオ”の構築をめざす「人事戦略」、多様な資金調達を実施する「財務戦略」を遂行しています。
もっと先には、どんなことをめざしているの?
<サステナビリティ方針>
沿線エリアを中心に、地域住民・自治体・企業等、
さまざまなステークホルダーと共創・協働し、企業理念の実践を通じて、
「持続的な企業価値の向上」と「持続可能な社会の実現」の
両立をめざします。
<7つの重要テーマ>
安全・安心・満足のさらなる追求
賑わいと親しみのあるまちづくり
夢があふれる未来づくり
豊かな暮らしの実現
一人ひとりが能力を発揮できる職場・ひとづくり
地球環境保全への貢献
誠実で公正な企業基盤強化
こうした方針と重要テーマの実践によって、2050年には、「沿線への誇りを礎に、関西にダイバーシティを築く事業家集団」
という企業像を描いています。
ここで掲げるダイバーシティという言葉は、「多様性」に代表される”Diversity”と、
「多様性あふれる街」を意味する”Diverse City”=”DiverCity”(造語)の2つの想いを表現しています。