安全・安心・満足のさらなる追求
取り組み指針
安全・安心は当社グループにおける事業の根幹であることを踏まえ、安全投資の計画的遂行や安全教育・BCP訓練の実施など、ステークホルダーの期待に応える施策を講じることにより、お客さま満足度の向上に努めていきます。また、今後も激甚化が想定される自然災害への対応を計画的に進めていきます。
KPI
鉄道事業における有責事故等※ゼロ ※自社に責任のある鉄道運転事故、輸送障害(3時間以上の遅延または運休に限る )、インシデントなどによるもの |
駅トイレのリニューアルを整備予定駅※で100%完了(2027年度) ※連立区間3駅を除く |
車内防犯カメラを全車両に整備(2028年度までに) |
顧客満足度※が継続的に前年度を上回ること ※2023年度までの定義:顧客満足度指数を使用 ※2024年度以降の定義:サービス品質スコアを使用 |
鉄道事業をはじめ各事業における安全の徹底
具体的な取り組み 「事故復旧総合訓練」を毎年実施
具体的な取り組み
「事故復旧総合訓練」を毎年実施
大規模な事故や災害が発生したと想定し、負傷されたお客さまの救助、お客さまの避難誘導、損害箇所の復旧作業など全部門が参加する「事故復旧総合訓練」を毎年行っています。2024年度は羽倉崎車庫にて訓練を行いました。
また、避難誘導訓練については、鉄道部門以外の従業員も参加し、緊急時のお客さま誘導手順を確認しました。
その他の安全に関する取り組みや、安全マネジメント体制は安全報告書をご覧ください。

気候変動リスクなどの自然災害への備え
具体的な取り組み 法面崩壊危険箇所の豪雨災害対策
具体的な取り組み
法面崩壊危険箇所の豪雨災害対策
近年の豪雨災害の激甚化を踏まえ、安全・安心な鉄道輸送の確保に向けた対策として、法面対策工事を随時実施しております。地形や気象条件を踏まえた最適な工法を採用し、災害発生前の予防的措置を強化することで、輸送の安定性と地域の安全性向上に努めております。今後も安全・安心な鉄道輸送の確保に貢献していきます。


安心で快適な施設・サービスの提供
具体的な取り組み 車内防犯カメラを全車両に整備
具体的な取り組み
車内防犯カメラを全車両に整備
列車をより安心してご利用いただけるよう、車内セキュリティ向上と犯罪抑制のため2023年6月から通勤車両に車内防犯カメラを導入しました。カメラは1両につき計4台を基本として、ドアの上部に設置しています。また、カメラ設置部付近にはステッカーを貼り付けて、お客さまへの周知を図っています。2024年度までに260両に搭載が完了しており、2028年度末までに特急車両や高野山ケーブルカーを含む、全車両での運用開始を目指します。

顧客志向の追求による顧客満足度の向上
具体的な取り組み 「南海接遇コンテスト」を実施
具体的な取り組み
「南海接遇コンテスト」を実施
介助を必要とされるお客さまのサポートなど、日常業務をロールプレイ形式で行い、その技能を競いあう「南海 接遇コンテスト」を行いました。このコンテストは鉄道係員の接遇技能とモチベーションの向上を目的に、2024年に大幅なリニューアルを行いました。これからもお客さまに選んでいただける南海グループであり続けるため、取り組みを継続してまいります。
