気候変動リスク等の自然災害への備え
気候変動リスク等の自然災害への備え
気候変動により自然災害発生リスクが増大しています。当社は自然災害に備え、地震発生時に全列車の運転士に緊急停止を指示する「緊急地震速報システム」や、雨量、風速、地震など気象情報や河川水位などの線路支障情報を集約把握する「防災情報システム」を導入しています。
また、大阪府・和歌山県が公表している避難対象地区(津波浸水エリア)の駅には、津波ハザードマップや避難場所・避難経路図を掲出し、駅間で列車が停車した場合に、お客さまを津波到達前に安全な場所へ誘導するため、津波避難用看板を設置するなどの対策をとっています。
2023年度に実施した自然災害対策
対策テーマ | 2023年度の実施内容 | 2024年度目標 |
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南海トラフ大地震に備えた構造物の耐震補強 | 高架柱耐震補強工事 (進捗率95.5%) | 高架柱耐震補強工事 (進捗率97.6%) |
河川橋梁の洗掘防止対策 | 高野線紀ノ川橋梁 橋脚洗掘防止対策工事(進捗率50%) | 高野線紀ノ川橋梁 橋脚洗掘防止対策工事(進捗率75%) (2025年度施工完了) |
危険樹木の計画的な伐採 | 樹木医による健全度診断で危険と 判断された樹木を伐採 | 列車運行への影響が大きい樹木を 優先的に伐採 |
法面崩壊危険箇所対策 | 箱作駅~淡輪駅間 法面施工計画策定 | 箱作駅~淡輪駅間 法面対策工事施工 |