環境配慮型建物(グリーンビルディング)の拡大

基本的な考え方

グリーンビルディングは、将来世代にわたって持続可能な環境と生活の質の向上の実現に寄与することを目指す取り組みです。立地選定から設計、建設、運用、保守、改修、解体といったライフサイクル全体を通じて資源効率が高く環境的であり、なおかつ社会的な責任を踏まえた、健康で豊かな建築や地域コミュニティを構築し運用しています。


グリーンビルディングの拡大は、サステナブル建築の構築による沿線ビル・エリアの求心力向上に資するものであり、今後もビル建設および運営計画を推進するなかで、その実現に努めていきます。
 

「なんばスカイオ」が「DBJ Green Building認証」を取得

当社は、「なんばスカイオ」(2018年9月30日竣工)について、2018年11月株式会社日本政策投資銀行(DBJ)および一般財団法人日本不動産研究所から「DBJ Green Building 認証」において最高位ランク「Five Stars」を取得し、2021年に継続・更新しています。特に以下の3点を高く評価され、“国内トップクラスの卓越した「環境・社会への貢献」がなされたビル”として認証が付与されました。

    1.

    専有部における LED および照明制御システムの導入や、Low-E 複層ガラスの採用など、優れた省エネ性を備える点

    2.

    メディカルフロアやコンベンションセンターを備えるなど、高いテナント利便性を有する点

    3.

    制震工法の採用や、専有部を含めた 72 時間対応の非常用発電機の設置、災害時に備えた水・食料等備蓄の実施など、極めて優れた BCP 対応機能を備える点

また、自治体版CASBEE※では、なんばスカイオとなんばパークスでSランクを取得するなど、環境への配慮と環境負荷低減に向けた取り組みを進めています。 

※CASBEE(建築環境総合性能評価システム)に基づき、各自治体の地域特性を考慮し策定した建築物環境評価基準等により評価する制度

なんばスカイオ

北大阪トラックターミナル1号棟・大阪府食品流通センターE棟が「DBJ Green Building認証」を取得

泉北高速鉄道が運営する「北大阪トラックターミナル」では、再開発を進めていますが、その起点となる「北大阪トラックターミナル1号棟」を2020年4月に竣工しました。2020年8月、同建物が、株式会社日本政策投資銀行から、「DBJ Green Building認証」において「極めて優れた『 環境・社会への配慮』 がなされた建物(Four Stars)」として認証を取得し、2023年に継続・更新しています。同認証は、環境性能やテナント利便性、オーナーや物件関係者の取り組みなどを評価するものです。

また、「北大阪トラックターミナル」における再開発の一部である大阪府食品流通センターE棟についても2023年3月に竣工し、「DBJ Green Building認証」において「極めて優れた『 環境・社会への配慮』 がなされた建物(Three Stars)」として認証を取得しました。

北大阪トラックターミナル1号棟
大阪府食品流通センターE棟

北大阪トラックターミナル2号棟が「DBJ Green Building認証」を取得

泉北高速鉄道が運営する「北大阪トラックターミナル」にて2014年1⽉より供⽤開始しておりました「北大阪トラックターミナル2号棟」につきまして2022年に同建物が、株式会社日本政策投資銀行から、「DBJ Green Building認証」において「極めて優れた『 環境・社会への配慮』 がなされた建物(Three Stars)」として認証を取得しました。同認証は、環境性能やテナント利便性、オーナーや物件関係者の取り組みなどを評価するものです。

北大阪トラックターミナル2号棟