駅を拠点とした地域活性化

当社グループは、駅を中心に快適な輸送サービスを基軸とし、「地球環境に優しい」「全ての人々にやさしい」「自然災害に強い」まちづくりを沿線自治体などと共同して目指しています。

中百舌鳥駅では、お客さまが居心地よくゆっくりと過ごせる場所になるよう、落ち着いた重厚感・高級感がありながらも、テナントが多数出店することにより、賑わう駅を目指し、コンコース、駅舎外壁のリニューアル工事を実施しました。地域拠点機能強化として、商業店舗区画の改修も併せて行い、鉄道をご利用のお客さまだけではなく、近隣住民の方にもご利用いただける駅を目指しています。

駅係員が巡回することにより運営管理する巡回強化駅においては、駅支援業務(お客さまへのお声掛け、案内、簡易清掃)の実施を条件とした駅構内スペースにおける物販出店を実施しています。

現在、沿線の就労支援事業所、社会福祉法人が協働パートナーの大半を占めており、2023年度は、13駅において26事業所に、延べ339回出店いただきました。

引き続き、駅を核にした沿線の「賑わいの創出」と就労支援施設利用者の「社会参画と就労能力の向上」機会の提供を通じ、「地域共創型まちづくり」に取り組んでまいります。