電気係の仕事

先輩からのメッセージ

 

工事などをした時は現場が良い環境になっていくことを見られることや、
パソコンでの作業、現場での配線や、機器測定など、先輩達に教えてもらいながら、幅広い知識の習得に挑戦できることがやりがいだと思います。
チームでの仕事が多いため、コミュニケーションが大切です。
日頃からのコミュニケーションがチームでの仕事を円滑にすると思うのでコミュニケーションの取れる方が、この仕事に向いているのではないかと思います。

 

仕事風景

 

鉄道に関わる電気設備についての技術調査・研究、工事の施行や保守・管理を行っています。
お客さまが直接利用する券売機や改札機等の『駅務機器』をはじめ、駅務機器や変電所の監視・制御をするための『通信機器』、輸送の安全を支える『踏切や信号機』などを保守・管理する「信号・通信」の仕事。駅や電車に電気を供給する『電線路や変電所』などの設備を保守・管理をする「電力」の仕事など、多岐にわたる設備を取り扱う仕事です。
また、最近では検査業務にデジタル技術を取入れ、点検作業の効率化を推進しています。

「信号・通信」

信号・通信では、列車運行の安全確保と旅客サービスの向上に取り組んでいます。信号・通信・踏切といった保安設備は鉄道の中枢神経として重要な役割を果たしており、近年の電子技術の進歩に合わせて常に設備の近代化を図っています。そのなかで、新型機器の導入(ATS装置・案内表示機)や鉄道駅施設リニューアル・太陽光発電などの業務を担っております。

「電力」

電力では安全で快適な輸送を提供するために、電気設備の強化を実施するとともに、電路設備および変電設備の保守・管理を行っています。電路設備とは、線路に沿って張られている電線とそれを支える電柱やトラスビームなどの支持物、電灯動力の負荷設備などを指します。電力指令システム区では、鉄道事業用の電力系統に関する受給電状態の管理を行い、全変電所の運転状況を24時間監視しています。

※「施設」

施設では、商業施設・オフィスビル・ホテルのリニューアル及びメンテナンスや、開発施設(商業施設・高架下・ホテル)の設計及び工事の施工・監理などを行っております。 入社後すぐではありませんが、キャリアアップしていただく中で携わる可能性もございます。

 

一日の仕事例

 

電気係の日々の仕事は8:30に出勤し、17:20に終了します。
ただし、電車が走っていない終電~始発までの間にしかできない点検・メンテナンス業務がある時は皆で交代しながら夜間作業で対応します。

【ある日のタイムスケジュール(一例)】

 

<夜勤について>
 夜勤がある場合、日勤のあと以下のスケジュールで対応します。

 ・17:20~22:00 休憩・仮眠
 ・22:00~  夜間勤務開始
 ・24:00~翌日6:00  現地にて作業
 ・6:00~8:30  仮眠(休憩)
 ・8:30  勤務終了
 ※8:30~勤務する場合もあります

 

 

キャリアアップの流れ

 

個人差はありますが、このようなキャリアステップになります!
鉄道テクニカルスタッフでは、毎日、新たな知識や技術を習得でき、日々の成長を感じられます。
技術主任補佐になれば、点検・保守業務などチームでの作業をまとめることを任せられます!
技術主任は職場運営や全体の点検・保守業務の管理を、
職場長になれば、職場全体の運営を任せられ、これまでの経験や知識、技術を活かして活躍できます!

 

 

「鉄道テクニカルスタッフ」
   点検・保守作業を担う

「技術主任補佐」
   鉄道テクニカルスタッフを束ねながら点検・保守作業を担う

「技術主任」
   現業では、職場運営を担う、事務所作業を担う
   本社では、計画立案や部門全体の運営を担う

「職場長・課長補佐」
   職場全体、部門全体の運営を取りまとめる

 

 

鉄道テクニカルスタッフの仕事

 

工務係の仕事

鉄道施設(線路関係)の保守・管理業務
レールや枕木、橋梁、高架橋、トンネル等の点検、補修等に携わっていただきます

車両係の仕事

当社沿線の各施設、各事務所で車両の保守管理、改造業務等に携わっていただきます