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ニュースリリース
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7月1日(火)から新今宮駅1番線ホームにて
「転落検知システム」「ホーム端接近警報システム」の現地検証を開始
・転落検知とホーム端接近警報の自動化で、ホームの安全対策を強化
・「転落検知システム」は2025年度内に本運用開始予定
2025年06月24日
南海電気鉄道株式会社(社長:岡嶋 信行)と株式会社JR西日本テクシア(社長:有田 泰弘)では、新今宮駅1番線ホームに2Dセンサを設置し、駅ホームのさらなる安全性向上を目的とした現地検証を、2025年7月1日(火)から開始します。
今回の現地検証では、2つのシステムの有効性を検証します。1つ目は、「転落検知システム」です。これは、ホームから線路への転落を2Dセンサが自動で検知し、ホームの非常通報装置と連動して接近中の列車に異常を知らせます。2つ目は、「ホーム端接近警報システム」です。これは、列車とホームの点字ブロックの間(以下、「L字空間」)でお客さまの滞在を検知し、列車との接触や線路への転落の危険がある場合に自動放送で注意を促します。新今宮駅1番線の屋根に各システム用の2Dセンサを設置し、センサの検知精度やログ収集、角度調整などを通じてシステムの実用性を多角的に検証します。
今後は、「転落検知システム」は2025年度内の本運用開始を予定し、「ホーム端接近警報システム」は2026年の本運用開始を目指します。

2Dセンサ検知イメージ

L字空間