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大阪・関西万博に備え、
南海電鉄と髙島屋大阪店が協働し、なんばエリアで排出された
ペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルを拡充
2025年04月01日

南海電気鉄道株式会社(社長:岡嶋 信行、以下「南海電鉄」)では、循環型社会の実現に向けて2024年4月から、難波駅周辺の南海電鉄所有施設(難波駅、なんばCITY、なんばパークス、なんばスカイオ)にて排出されたペットボトルを、株式会社サーキュラーペット(社長:喜田知克、以下「CPET」)へ供給し、新たなペットボトルに生まれ変わらせる水平リサイクル(以下「ボトルtoボトル」)の取組みを行ってきました。
さらに、同エリアで事業を営む髙島屋大阪店が、同活動に賛同し、2025年1月から、髙島屋大阪店から排出されたペットボトルも、CPETへ供給しています。CPETは今後、南海電鉄所有施設と髙島屋大阪店の計5施設で回収された使用済みペットボトルを原料とし、再びPETボトルの原料へ再資源化する「ボトルtoボトル」事業を行います。
南海電鉄所有施設と髙島屋大阪店の計5施設からは、2024年4月から2025年2月までの間に約64トン(500mlペットボトル換算:約320万本分)のペットボトルが排出されました。「ボトルtoボトル」の取り組みによって、新しいペットボトルを製造する場合と比べて、CO2排出量が約40%削減されるため、環境保全が期待されます。
大阪・関西万博の開催により、難波駅周辺ではさらなる賑わいが予想されます。同時に、多くのペットボトルが廃棄されることも懸念されています。南海電鉄と髙島屋大阪店では、これらの使用済みペットボトルを余すことなく水平リサイクルに活用することで、地球環境の保護に貢献します。