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運輸

東京工業大学と協働で、「高野線列車内の混雑状況の可視化」に関する実証実験を行います

2023年01月26日

 

 南海電気鉄道株式会社(社長:遠北 光彦、以下「南海電鉄」)では、国立大学法人東京工業大学(学長:益 一哉、以下「東京工業大学」)と協働で、高野線列車内の混雑状況の可視化に関する実証実験を2023年1月27日(金)から3月31日(金)にかけて実施します。

 

 

 本実証実験は、東京工業大学 環境・社会理工学院の辻本研究室が開発した「列車内の混雑度解析技術」(特許出願中)の精度を検証するものです。同研究室がこれまでの実証実験で培ってきた技術に加え、今回は新たに鉄道運行データと連携し、急行や普通、回送列車等の情報を組み込むことで、より詳細な混雑情報の提供ができるようになります。このような詳細情報をデジタルサイネージに表示して可視化し、乗車前のお客さまにリアルタイムで提供することにより、「できるだけ混雑を避けたい」というお客さまのニーズに応えるとともに、アフターコロナを見据えた各列車の混雑状況の把握を目的としております。