汐見橋駅アートプロジェクト

 当社では、駅の賑わいを創出するために、長期に渡り沿線活性化に取り組んでいます。そんな中、若手社員が立ち上がり、沿線住民の皆さまと一緒に汐見橋駅を中心とした賑わいの創出に取り組みました。

 汐見橋駅は、1900年に南海電気鉄道の前進である高野鉄道の終着駅として誕生しました。当時は大変賑わっていましたが、時代とともにかつての賑わいは失われてしまいました。しかしながら、沿線には高校や商店街など魅力的な施設が立ち並ぶ汐見橋線。「沿線内外問わずより多くの方にこの魅力を知っていただき、賑わいを取り戻したい」そんな思いのもと汐見橋線活性化プロジェクトが立ち上がりました。

 今回の取り組みとして、沿線企業さまとコラボレーションを行い、汐見橋線の終着駅である汐見橋駅の駅舎外壁にアートを施しました。テーマは「1900年代頃の賑わい溢れる汐見橋」。デザインには、好奇心旺盛な子猫が汐見橋線の各スポットを冒険するというストーリーが隠されています。このデザインはプロジェクトにかかわった若手社員とアーティストが知恵を出し合って制作したもので「汐見橋が古き良き街であることを再認識してほしい」という願いが込められています。

 このアートが施される様子はナニワ区民まつりオンライン「ON祭」のプログラム内にて生中継され、沿線内外問わず全国の皆さまとともに完成を見届けました。


汐見橋駅正面に描かれたロゴマークのラフ画

汐見橋駅正面に描かれたロゴマークのラフ画
かつて、高野線の始発駅であったことを思い出させるように高野山が描かれている。


  • 全国へ向けて中継取材を受ける様子

    全国へ向けて中継取材を受ける様子
    今回の企画への想いを全国へ向けて発信した。

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    汐見橋駅にアートが施される様子
    ラフ画をもとに、アーティストさんが駅舎にアートを描く。


  • 完成した汐見橋駅

    完成した汐見橋駅(駅舎北側)
    ポップでかわいらしいデザインに生まれ変わった汐見橋駅。思わず駅に寄ってみたくなるデザインだ。

  • 完成した汐見橋駅

    完成した汐見橋駅(駅舎東側)
    ノスタルジーを感じるデザインになっている。描かれているスポットを巡ってみても。


 駅舎に魅力的な沿線の風景が施され生まれ変わった汐見橋駅。沿線の皆さまに愛され120年の歴史を刻んできましたが、今回のプロジェクトを起点とし、お客さまとともに更なる発展を目指し、新たな100年を刻んでまいりたいと思います。

  • 担当者コメント
  • 鉄道営業本部 
    統括部 佐々木 和樹(写真中央)
    車両部 河畑 亮太郎(写真左)
    工務部 小林 信介(写真中央左)
    工務部 武島 侑里(写真中央右)
    運輸部 奥村 佳世子(写真右)


 イベントの企画にあたって一番苦労したことはスケジュール調整でした。今回の企画が正式に決まったのは8月下旬ということもあり完成まで1か月弱ほどしか時間がありませんでした。しかしながら汐見橋駅へアートを施す様子が全国に生配信されることが決定し、全国的に汐見橋駅を知っていただけるチャンスをいただき、「企画を成功するほかない」という気持ちになりました。
 制作過程で何度か行き詰る場面がありましたがプロジェクトメンバーの大半が4月に入社したばかりの新入社員ということもあり、新入社員ならではの新鮮な視点を取り入れることにより企画を成功に導けたと感じます。
 アートは年代を超えこれからも残り続けるものです。汐見橋線がこれから先も沿線内外問わず皆さまに愛され、発展していく過程をアートとともに見守り続けたいと思います。また、今後は汐見橋線各駅でこのような企画を行っていきたいなと検討しております。「更に愛される汐見橋線」をみなさまとともに創り、沿線活性化につながれば幸いです。