安全への取り組み

お客さまがホームから転落されるなど、緊急の場合にボタンを押すことで、車掌や駅係員に異常を知らせるとともに、特殊信号発光機を点灯させ運転士に非常停止を知らせる装置です。

目の不自由な方をはじめお客さまに駅ホームの内側をお知らせする設備です。

お客さまに駅ホーム縁端部であることを視覚的に知らせ、ホームからの転落を未然に防ぐため、駅ホーム縁端部のタイルを着色しています。

車掌が扉を操作する際に、直接お客さまの乗降の様子を確認しづらい箇所に、カメラを設置し安全確認を行っています。

車両乗降口と駅ホームの段差・隙間解消のため、設置しています。

人の精神を落ち着かせる効果があると言われている青色照明を一部の駅と踏切道で採用しています。

お客さまがベンチから立ち上がった際、そのまま直進してホームからの転落を防止するため、ベンチを線路に対して直角方向に設置しています。

列車の乗降がされない転落する恐れのある場所やホーム端部に転落を防止する柵を設置しています。

お客さまがホームから転落された際、ホーム下に設置したマットが検知すると、乗務員や駅係員に異常を知らせ、事故を未然に防止します。

お客さまがホームから転落された際、安全が確保できる待避スペースや、ホームに昇るためのステップを設置しています。

列車が駅と駅の間に停車するなどの異常時に、お客さまが安全に列車から降車していただくため、順次設置を進めています。

ボタンを押すことで乗務員に異常が発生したことを知らせる装置を全車両に設置しています。

扉が完全に閉まることで消灯し、乗務員や駅係員が消灯を確認した後に列車が発車します。

お客さまが車両連結部の隙間から線路へ転落することを防止するために、転落防止ホロを設置しています。

一部車両の扉上部に、赤色が点滅するLED式表示灯を設置しています。チャイム音とともに扉の開閉を知らせます。

火災発生時の初期消火を目的に全車両に設置しています。

お客さまが急停車時に受ける衝撃の緩和や転倒時の衝突を防止するため、座席端部に大型袖仕切りを順次導入しています。

座席への立ち座りの補助や、つり手の使用が困難な方などが身体を保持できるように設置しています。

踏切に設置した非常停止ボタンを押すことで、列車を停止させる信号を表示させる装置です。

踏切道内に人や車が立ち往生した場合、踏切障害物検知装置や非常停止ボタンを押すことで特殊信号発光機が赤く点滅し、接近する列車の運転士に異常を知らせます。

警報灯の視認性向上のために設置しており、LED化を順次進めています。 視認性の良い全方位型のものもあります。

踏切遮断かん降下時の視認性向上および警報中の踏切横断の防止を目的にタレベルトを設置しています。 視認性の良い高輝度タイプのものもあります。

遠くからでも踏切の存在が認識できるように、高い位置に警報灯を設置しています。

踏切の視認性向上を図るため設置しています。

表示灯を点灯させることで踏切内の安全の有無を運転士に知らせます。

踏切の安全を監視するため、全ての踏切に設置しています。

南海トラフ巨大地震などの今後発生が予測される大規模地震に備えて、駅舎や高架柱などの耐震補強を計画的に実施しています。

河川の過大な増水や急激な流れの変化により橋脚基礎部分の土砂が流され橋脚が傾く可能性が有り、詳細検査により全橋脚の状況を把握しております。計画的に対策工事を実施し、橋梁上を列車が安全に運行できるよう努めています。

南海トラフ巨大地震などの今後発生が予測される大規模地震に備えて、橋梁の桁が落下しないよう落橋防止対策を計画的に実施しています。

南海本線の紀ノ川橋梁は、大規模地震に備えて鋼棒挿入工（上部工と下部工のずれ防止）等の橋脚補強を実施し、安全性の向上を図っています。

大雨による土砂流入や斜面崩壊の可能性が高まることから、盛土や沿線の斜面の補強などを行う防護工事を順次行っています。

橋本～極楽橋駅間をはじめ当社沿線の樹木に対し、樹木医による健全度診断を実施し、その結果に基づいた樹木伐採等を行っています。今後も計画的に危険樹木の対策を進めていきます。

落雷による人的被害や設備の損傷を防ぐため、高圧配電線路上空へ直撃雷を防ぐための電線を架設しています。

橋梁の異状（傾斜）を検知すると特殊信号発光機により運転士に停止信号を表示し、関係箇所へ警報により知らせる装置です。

震度5弱以上の地震波が沿線に到達する前に、全列車の運転士へ自動的に緊急停止を指示します。

軌道検測車のデータを基に南海電鉄の全ての線路を補修し、乗り心地の向上を図っています。

数十トンのレールなどの補修材料を積んだトロリーを工事現場まで運搬（牽引）しています。また、台風などの自然災害時に線路の設備点検にも活用しています。

列車が日々走行することで発生する小さな線路の歪みなどを把握するため、定期的に夜間運行をおこない計測・解析・記録をおこない、そのデータに基づき線路の管理や補修をおこなっています。

トロリ線の摩耗や架設状況を測定したり、ＡＴＳ地上子や列車無線の電波状態を測定するため、夜間に走行しています。

車庫内で車輪を削る添削場など、車両が自走できない場合に活躍しています。

鉄道の事故や災害発生時の復旧作業は緊急を要するため、道路交通法に定める緊急自動車の指定を受けた作業用自動車を技術事務所に配備しています。

夜間作業で列車や駅設備などに、電気を供給する電線路の点検や補修作業に使用しています。

地震発生後や台風通過時の線路設備の点検を迅速に行えるよう、技術事務所に配備しています。