みなさまが日々ご利用される駅をもっと便利で快適な場所にするためには、駅のトイレもキレイで使いやすくなければいけないーーー。そんな思いで進めている『駅トイレ・リニューアル PROJECT』。もっとキレイに、もっとみんなに使いやすく。ときには地域の特色も取り入れたデザインで、どんどん生まれ変わっています。
リニューアル後は、明るく洗練されたイメージへ。一番の課題である衛生面とにおいを解決するために、洗面台や便器、換気設備なども大きく更新しています。また、どなたにも使いやすいことも、駅トイレの使命。バリアフリートイレやお子さま用の設備なども、積極的に設けています。
多くの駅で、独立洗面台を採用し、手洗い時の水の飛び跳ねによる不潔感を軽減。においについては、個室ごとに換気するなど、においをこもりにくくする仕組みを整えています。
多くの駅を壁掛け式の便器に変更して清掃しやすくしています。さらに、汚れの付着や菌の繁殖を防ぐため、大きめの床タイルの採用や床を濡らさない清掃などを実施。キレイが続きやすいトイレを目指しています。
ベビーチェアやベビーベッド、おむつ交換台などを設置している駅も。
また、バリアフリートイレの改修も多くの駅で実施。オストメイト対応設備を整え、随時新機器へ更新しています。
‘地域の玄関口’としての顔も持つ駅。駅トイレからも地域ならではの文化や個性を感じていただきたいと考え、一部の駅でその地域の特色に合わせたデザインを取り入れています。
古いダイヤグラムやコンパスカードを展示
歴史ある汐⾒橋の雰囲気を活かすよう、レトロなタイルを使⽤
入口の梁は住吉⼤社の⽞関幕をイメージさせる紫⾊に
参拝への気持ちが⾼まるような和のデザインを意識
重要文化財である駅舎の雰囲気に合わせ、ステンドグラス⾵の間仕切りを設置
「蛸」にちなんで鏡や壁タイルも⼋⾓形に
だんじりの町・岸和⽥をイメージ。
⽇本の伝統⽂化である和柄の⽂様を採⽤
内装もシックな色合いのタイルで、落ち着ける空間に
2026年度末には、整備予定駅の90%以上のリニューアルを目指しています。
これからも気持ちよく駅をご利用いただけるよう、着実に取り組んでまいります。
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