• 橋梁上からの救助訓練

  • 橋梁上からの救助訓練

 2018年末、最終列車後の深夜に橋梁上での「お客さま救助訓練」を実施しました。
 列車が南海本線・七道~住ノ江駅間を走行中、突然原因不明の非常ブレーキが動作して大和川橋梁上に停止し、動けなくなったと想定。
 後に続く列車の営業運転を堺駅で打ち切り、救援列車として特殊な運転方式により故障列車の手前まで運転後、お客さま役の当社社員が、「渡し板」を用いて故障列車から救援列車に移動。最寄り駅まで輸送して救助しました。
 当社では、今後もあらゆる状況を想定した訓練を実施し、異常時の対応能力の向上に努めてまいります。

  • 担当者コメント
  • 安全推進部 前岡 秀治

    Q.訓練実施の背景は?

     昨年は大阪北部地震、西日本豪雨、台風など各地で自然災害に見舞われ、当社でも大きな被害が生じ、あらゆる事象を想定し対処することが求められています。
     それを受けてこの訓練では、橋梁上で列車が立ち往生し、①前途運転ができない、②お客さまが線路に降車することができない、③車両の構造上、他列車との増結による救済もできないという悪条件が重なったなかで、最適な取扱い方を整理し、実践しました。

  • Q.訓練の収穫は?

     今回の訓練は、昨今社会的に問題視されているお客さまの車内閉じ込めに迅速に対応するため、当社で初めて実施した内容でした。立ち往生した車両からお客さまを救助するため、他列車の車両間を渡る「渡り板」を新たに制作し、運転方式変更時の取扱いについて、実際に列車無線を使用して関係職場間で本番さながらの訓練を行うことができました。