パークスガーデンリニューアル

 今回はなんばパークスに併設する日本最大級の屋上都市公園、パークスガーデンについてご紹介します。なんばパークスでは人、都市、自然が一つになることを目指して、専属ガーデナーが日々環境に配慮しながら無農薬で植物を育てています。そんなパークスガーデンが2020年の春、2度目のリニューアルを迎えました。
 今回のリニューアルで新たに3つのエリアがリニューアルされ、日常の一部としてガーデンに滞在していただき、緑の中で「ほっ」とする時間を過ごすことができる空間を創り出しました。


  • 新しく新設された3階ウッドデッキスペース

    新しく新設された3階ウッドデッキスペース
    広々としたウッドデッキスペースには木々が植えられている。
    木陰で一息つくこともできる。

  • 春~秋には花が咲き乱れる

    春~秋には花が咲き乱れる。
    ベンチの上にかかるバーゴラ(植物を絡ませる木製の棚)も滞在型ガーデンとしてこだわったポイントだ。


リニューアルされたせせらぎの杜

リニューアルされたせせらぎの杜
ガーデンでゆったりとした時間を過ごしていると小川のせせらぎが聞こえてくる。


  • 担当者コメント
  • 都市創造本部
    SC営業部 出原 芽久美(写真左)
    施設部   泉 智仁(写真中央)
          前田 卓也(写真右)


 今回のリニューアルで一番苦労したことは、パークスガーデン開園当時のコンセプトを残しながら、お客さまにより楽しんでいただけ、今までに訪れたことのない方にも必要とされるガーデンへとリニューアルを行うことでした。
 まず初めに、リニューアルに際してアンケート実施しました。その結果、お客様の中にはパークスガーデンの存在自体知らない方もいらっしゃることがわかりました。そこで、今までパークスガーデンに訪れたことがない方も「時間が余ったからガーデンへ行ってみよう」と思え、家族連れからビジネスマンまで幅広い年齢層に愛される『滞在型』ガーデンを目指すことにしました。

 なんばパークスは開園当時、収益性を考えるとより高層で巨大なショッピングモールを建てることも可能でした。しかし、人と都市と自然が共存する持続可能な緑豊かな都会のオアシスとしてお客さまに愛されることを目指していたため、高層にはせず、各階にガーデンを備え、誰もが手軽に緑と触れ合える空間を作り出しました。
 この当時のコンセプトを受け、今回のリニューアルにおいても持続可能なガーデンであることを大切にしました。審美性と収益性を追求すると、より美しい木々を植えたり、より多くの催事スペースを設置したりすることもできました。しかし、人にも自然にも優しいガーデンであることを大切にしていることから、無農薬で育てられる木々を植え、催事スペースにおいても草木の生育を阻害せず、お客さまがのんびりとくつろいでいただけるスペースを設置しました。
 リニューアル後、パークスガーデンでオフィスワーカーがコーヒーを片手に一息ついている様子や、お年寄りが談笑を楽しむ様子、家族連れが家族との時間を過ごす様子が見受けられ、チーム一同達成感を感じています。パークスガーデンは更なる魅力的なガーデンを目指していきたいと思います。これからもパークスガーデンで皆さまと一緒に春夏秋冬を感じていけたらとチーム一同考えています。

  • なんば光旅
  • 毎年、お客さまに好評な「なんば光旅」。
    リニューアルされたガーデンでゆっくりと光と緑の中に滞在できる演出が行われる。
    大切な人と、幸せなひと時を過ごしてみては…
    2020年11月6日~2021年2月14日開催予定


ガーデンは今回の取組みが評価され、
2020年9月に「第30回全国花のまちづくりコンクール」にて奨励賞を受賞いたしました。