天空に乗ると
くどやま
九度山駅
1924年12月に開業した九度山駅は、駅舎・ホームともに温かみのある木造作り。
高野山への代表的な入山ルートで世界遺産に登録されている高野山町石道へも、この駅から始まります。
- 真田赤備えに装飾
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2016年NHK大河ドラマ「真田丸」放映を契機に、真田幸村蟄居の地である九度山町の玄関口・九度山駅の駅舎やホームを落ち着いた風合いに塗装するとともに、真田の「六文銭」をあしらった暖簾や幕を掲出し、真田ゆかりの地の特別感を演出しています。
- おむすびスタンドくど
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駅のホームから見える厨房に設置された「かまど」で炊いた九度山町コシヒカリと和歌山県産にこだわった食材で作るおむすびや甘酒を販売。「手仕事」と「ひと手間」から生まれる温かな気持ちが「くど」のおむすびには詰まっています。イートインスペースには、鉄道の運行管理装置やレトロな沿線案内図を活用しています。
0736-20-7553
九度山駅構内
九度山駅のホームを美しく飾る花々。
花壇は和歌山県で育った紀州材を使用しており、「真田幸村と十勇士」のイラストがデザインされています。
九度山駅 九度山真田花壇
- 真田庵
- 「真田庵」は、激動の戦国時代を生きた真田昌幸・幸村父子が
隠れ住んでいた屋敷跡に建つ寺院の通称。
春には庭に美しい大輪のぼたんが咲きます。
- 和歌山県伊都郡九度山町九度山1413番地
0736-54-2218
九度山駅より徒歩約10分
- 慈尊院
- 開山当時、女性の高野山参りはここまででした。讃岐の国から弘法大師空海を訪れた御母公も入山できず、この地で亡くなっています。
その御母公のために空海は弥勒堂を建立し、本尊の木造弥勒仏坐像を安置。「女人高野」とも呼ばれ、現在も安産、育児などの祈願に多くの女性が訪れます。
- 和歌山県伊都郡九度山町慈尊院832
0736-54-2214
九度山駅から徒歩約30分
- 真田古墳
- 「真田のみち」から真田庵に向かう途中にある古墳。長いあいだ真田庵に続く抜け穴と伝えられてきました。
- 米金の金時像
- 「真田のみち」の旧家・米金の正面に飾られた金時の陶像は、大正のはじめ頃に焼き上げられた九度山焼。2メートルあまりの陶像は全国的にも珍しく、通りのシンボルとして親しまれています。
- 松山常次郎記念館
- 九度山町が生んだ政治家・松山常次郎の遺品や資料を展示。
平山郁夫画伯の絵画もみどころ。
和歌山県伊都郡九度山町九度山1452
0736-54-2414
入館料:200円(中学生以下100円)
開館時間:10:00~16:00
休館日:月曜日・火曜日
九度山町駅から徒歩約12分
- にうかんしょうふじんじゃ
丹生官省符神社
- 弘法大師空海が慈尊院を創建した際、守り神として地元ゆかりのある丹生都比売・高野御子の二神を祀った神社。1541年に再建された本殿は3棟からなり、世界遺産に登録されています。
和歌山県伊都郡九度山町慈尊院835
0736-54-2754
九度山駅から徒歩約35分