HISTORY
天空の歴史
「天空」それは
高野山への新しい体験を
切り拓いた列車。

高野山は標高約900メートルの
天空にひろがる宗教都市です。
弘法大師が伝えた教えや文化が息づくこの地は、
2004年に世界遺産に登録、
いまや世界中の人々の聖地になっています。
高野山へのアクセスを持つ
日本で唯一の鉄道が南海電鉄。
私たちは、その旅を一新しました。
それが2009年に運行を開始した
観光列車「天空」です。
急勾配、急曲線の険しい道中を味わいつくす、
趣向を凝らした数々の座席。
吹き抜ける森の冷気や、風が運ぶ鳥の声など、
自然を肌で感じる展望デッキ。
日常を忘れて、心を解き放つ、
とっておきの列車旅がここにありました。
あなたがあなたにかえる時間を
ゆっくりと楽しんでいただく、
新しい列車だったのです。
2026年3月20日までの約17年間で、
およそ44万人のお客さまにご乗車いただき、
「天空」は140年にわたる南海電鉄の歴史に
またひとつ刻みこまれた
貴重な1ページとなりました。
ロゴマーク・エンブレム
内装
受け継ぐ伝統。
走り出す革新。
2026年3月20日に
定期運行を終了した「天空」。
山岳鉄道の森をイメージした
緑の車体カラーから、
かつて貴族や高僧に愛された
格式ある深紅の車体カラーへと
バトンを受け継ぐように走り出すのが
「GRAN 天空」です。
GRAN 天空は、
「高野山への旅に新しい体験をつくりだす」
という
天空の精神をも受け継ぎ、
車両とサービスにさらに磨きをかけました。
車内にはソファー席のグランシートを
はじめとする
ラグジュアリーなシートをご用意。
この土地に根付く伝統的工芸品をしつらえ、
洗練された車内空間に仕上げています。
南海電鉄として約100年ぶりとなる
食事サービスを復活。
泉州・南河内・和歌山の食材を
ふんだんに使用した
創作料理なども楽しめます。
さらに「天空」では
橋本駅〜極楽橋駅だった運行区間を、
「GRAN 天空」では
なんば駅〜極楽橋駅まで拡大。
叶えたいのは、移動を超えた感動です。
どうか一人でも多くのお客さまに、
この特別が届きますように。