南海グループは、「グループ経営方針」並びに10年後のありたき姿を定めた「南海グループ経営ビジョン2027」及び2021年度経営計画のもと、各事業を推進してまいります。

グループ経営方針

  • 安全・安心の徹底
  • 環境重視
  • コンプライアンスの徹底
  • 顧客志向の追求

南海グループ経営ビジョン2027

期間

2018年度~2027年度(10年間)

10年後のありたき姿

満足と感動の提供を通じて、選ばれる沿線、選ばれる企業グループとなる

10年間の方向性

なにわ筋線開業に向け、沿線を磨く10年間

事業戦略

1.選ばれる沿線づくり

・良質で親しまれる交通サービスの提供
・沿線の玄関口・なんばのまちづくり
・沿線活性化策を総動員

2.不動産事業の深化・拡大

・収益物件の拡充とフロービジネスへの進出
・物流施設高度化の完了

2027年度の数値目標(連結ベース)

営業利益(※) 450億円
有利子負債残高/EBITDA倍率 6倍程度

営業利益+受取配当金

2021年度経営計画

期間

2021年度(1年間)

基本方針

1.短期施策:コスト削減を中心とした事業構造改革

公共交通サービスの安定的・持続的な提供のため、組織のスリム化やデジタル活用による業務プロセスの効率化、外注コストの削減、グループ事業の立て直しなど、コスト削減を中心とした事業構造改革に集中的に取り組み、悪化した財務基盤の立て直しを図る。

2.中長期施策:今後の成長を見据えた取組みの推進

(1)サステナブル経営のさらなる推進
公共交通サービスを基軸に、沿線価値向上に向けた様々な事業活動を展開することで中長期的な企業価値の向上を図るというこれまでの取組みをベースとして、持続可能な社会の実現に向けた姿勢を示す「サステナビリティ方針」と、SDGsの視点を取り入れた「サステナブル重要テーマ(マテリアリティ)」に基づき、長期的な視点で各取組みを進めることで、サステナブル経営のさらなる推進と浸透を図る。

(2)まちづくりの推進
地域に根ざす企業グループだからこそできる長期的視点で地域とともに活性化策に取り組むことにより、沿線の「暮らす・働く・訪れる」価値を高め、沿線人口の社会増につなげる。
その実現に向けて、南海グループが一体となり、ストレスフリーな移動や駅を拠点としたまちづくりなどに取り組む。
また、観光や地場産業の振興、起業家支援、環境保全などを通じた地域活性化については、南海グループが地域における様々な関係者の連携やそのための仕組みづくりに積極的にかかわり、行政や企業などと協働して推進する。

(3)鉄道事業
デジタル技術の活用により、安全・安心で良質な交通サービス水準の維持・向上を図りつつ業務プロセスの効率化を徹底し、長期的な移動需要の減少に耐えうる事業構造を構築する。
2021年度は、AIによる旅客案内やクレジットカードを用いた乗降等の実証実験の実施、保守管理業務における新技術の導入を推進する。
なにわ筋線事業については、引き続き2031年春の開業を目指して推進する。

(4)不動産事業
投資案件の優先順位付けを徹底し、まずは「なんばエリア」「泉北ニュータウン」「物流賃貸事業」に投資を集中する。
2021年度は、なんばエリアにおいては、南海ターミナルビル周辺における開発を中心に取り組み、泉北ニュータウンでは泉ケ丘駅前活性化計画とスマートシティ構想の具現化に注力する。物流賃貸事業は、北大阪流通センター高度利用化計画を推進する。
また、資金面の制約を緩和し、開発スピードを維持しつつ、周辺事業を含めた収益拡大を目指すため、不動産回転型ビジネスの始動に向けて取り組む。

(5)新たな成長モデルの構築
バス事業のビジネスモデルの再構築、データとデジタル技術の活用による既存サービスの変革と新たな付加価値の創造、新規事業の展開など、ポストコロナ時代における新たな成長モデルの構築に取り組む。

2021年度の数値目標(連結ベース)

営業利益(※) 150億円
純有利子負債残高 4,560億円

営業利益+受取配当金

参考