全国登山鉄道パーミル会

叡山電車・神戸電鉄・南海電鉄・大井川鐵道・富士急行・箱根登山電車・アルピコ交通

全国登山鉄道‰(パーミル)会とは

「観光地が沿線にあり、かつ登山鉄道としての性格を有している」という点で共通している6社が、
山岳路線の魅力をお伝えすることを目的に、2009年9月に結成しました。
2019年3月には、長野県で運行している「アルピコ交通」が新たに加入しました。

‰(パーミル)って何?
勾配(=傾斜)を示す単位。
1000分率のことで、鉄道では勾配が変化する箇所に勾配標を用い、1000m進むと何m昇降するかを表しています。

50%の昇り勾配標は、水平に1000m進む間に50m昇る勾配を表します。

登山電車を楽しもう

南海電鉄

世界遺産・高野山へ向かう山岳路線
南海電鉄高野線の橋本駅から極楽橋駅までの19.8km、標高差443m間の山岳区間を結び、山肌にはりつくように走りながら見下ろす風景は爽快!
特別列車「こうや花鉄道 天空」では連なる山々、清々しい木々の緑、季節の色彩に渓谷美を存分に楽しめます。

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真田にちなんだ装飾をしている九度山駅の写真
ココがみどころ!
南海電鉄高野線:九度山駅では、真田幸村ゆかりの地として駅舎やホームに真田にちなんだ装飾をしています。

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叡山電車

京都洛北の風情を味わう
出町柳駅から八瀬・鞍馬への2路線。鞍馬線の二軒茶屋駅〜鞍馬駅間の4.7kmは、標高差115mの山岳路線です。約250mにわたる「もみじのトンネル」では電車の左右、上部を自然に包まれ、展望列車「きらら」では車窓いっぱいに季節を満喫できます。
比叡山、鞍馬、貴船などの観光名所が沿線にあり、歴史ある社寺を四季折々楽しめます。

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神戸電鉄

神戸から六甲山地域を駆け抜ける
神戸都心部から、勾配区間が連続する六甲山地域を駆け抜け、神戸市北部、三田・三木・小野市を結ぶ計69.6kmの鉄道線路。
沿線には1000万ドルの夜景を楽しめる「六甲山」や、豊臣秀吉がこよなく愛し日本三名泉・三古泉のひとつとして知られる「有馬温泉」があります。

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箱根登山電車

箱根を走る本格的山岳鉄道
箱根湯本駅から強羅駅まで8.9kmの間、ほとんどが急勾配で占められ、車輪の力だけで最急勾配80‰(パーミル)を3回のスイッチバックを行いながら登ります。
沿線は日本一のあじさいの名所に選ばれており、6ケ所のライトアップポイントで光に彩られた幻想的なあじさいを車窓から堪能できます。

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富士山麓電鉄

富士山に一番近い鉄道
大月駅から河口湖駅まで26.6km、標高差約500mを登ります。車窓の雄大な富士山と特製スイーツを堪能できる「富士山ビュー特急」が平成28年より運行開始しています。
沿線には富士山や富士五湖をはじめ、たくさんの観光スポットがあり、JR直通列車で首都圏から便利にアクセスできます。

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大井川鐵道

日本唯一のアプト式列車
大井川上流部・奥大井の渓谷をゆっくりと走る日本唯一のアプト式列車、南アルプスあぷとライン。千頭駅から井川駅までの25.5km、標高差約400mの山岳区間には、61ヶ所のトンネル・55ヶ所の橋梁があり、日本で唯一のアプト式電気機関車が90‰(パーミル)の急勾配を上り下りします。
私鉄で日本一の高さの鉄道橋、日本唯一の湖上駅など、スケールの大きい見どころがたくさんあります。

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アルピコ交通

雄大な北アルプスを見渡せる
「上高地線」は松本駅から新島々駅までを結ぶ、14.4kmのローカル線です。終点の新島々駅はバスターミナルを併設しており、山岳リゾート地として有名な上高地、標高2,716mまで路線バスでアクセスできる乗鞍岳、山間にひっそりと佇む名湯白骨温泉への玄関口となっています。

それぞれ、さまざまな魅力が満載の登山電車。
全国いろんな登山電車に乗って、自分だけの楽しみ方を見つけてくださいね!

INFORMATION

パーミル会ロゴ「全国登山鉄道‰(パーミル)会」でデジタル駅スタンプラリーを実施します!

2023年12月16日(土)~2024年3月31日(日)の期間限定で、
駅スタンプアプリ「エキタグ」を用いた
デジタル駅スタンプラリーを実施します。
詳しくはこちらをご覧ください。

箱根登山鉄道 運転再開ポスター