まちを運行しているバス。実はその一台一台が、環境にやさしい未来づくりにつながっています。
NANKAIグループでは、「NANKAIグループ環境ビジョン2030」のもと、2030年度にCO2排出量を2013年度比46%以上削減する目標を掲げています。
その実現に向けて、NANKAIグループのバス事業では、水素で走る燃料電池バスや電気の力で走るEVバスの導入等を進めています。
今回は、関西空港から高野山、徳島まで、各地で広がるNANKAIグループの“環境にやさしいバス”の取組みをご紹介します。

大阪の空の玄関口・関西国際空港。
2022年から南海バスは関西国際空港に燃料電池バスを導入しました。
燃料電池バスは、水素と空気中の酸素から電気をつくって走るバスです。
走行中に排出されるのは水のみ。CO2を排出しないため、脱炭素社会の実現に向けた次世代モビリティとして注目されています。
空港を訪れる国内外のお客さまの、「環境に配慮した移動」を支えています。

環境にやさしい取組みは、関西だけではありません。
2021年には、徳島バスが中国・四国地方で初となる燃料電池バスの運行を開始しました。
NANKAIグループは、地域に根差した交通事業者として、それぞれの地域でできる脱炭素への取組みを進めています。

EVバスは電気の力だけで走るため、CO2排出量を大幅に削減できるだけでなく、騒音や振動が少ないという特徴があります。
2025年には南海バスで新たにEVバス6台を導入。
環境への負荷を減らしながら、より快適な乗り心地の実現にもつなげています。

大阪・関西万博で活躍したEVシャトルバス。
2025年11月からは、関西国際空港のランプバスとして運行を開始しました。
これは国内空港で初となる取組みです。
万博のレガシーを未来へつなぎながら、空港の脱炭素化にも貢献しています。

2026年4月には、南海りんかんバスが和歌山県で初となる大型路線EVバスの運行を開始しました。走行中にCO2を排出しないだけでなく、騒音や振動が少ないことから、高野山の静かな環境にも配慮した車両となっています。
さらに車両デザインは、新観光列車「GRAN 天空」と統一。
列車、ケーブルカー、バスが一体となり、高野山への旅をより特別な体験へとつなげています。

燃料電池バスやEVバスの導入は、特別な場所だけで行われているものではありません。
空港や観光地、地域の生活路線など、普段私たちが利用する交通の中で少しずつ広がっています。
人やまちをつなぐ公共交通だからこそできる脱炭素への取組み。
NANKAIグループはこれからも、環境に配慮した移動の実現を通じて、持続可能な社会づくりに取り組んでいきます。
