さまざまな生態系の保全活動

 当社施設であるみさき公園は、日本動物園水族館協会に加盟する動物園であり、積極的に生物多様性と種の保存のための繁殖活動に取り組んでいます。
 みさき公園での繁殖活動の歴史は古く、1962年8月にはキリンの繁殖に成功しています。キリンは出産後1歳迄の死亡率が40%とも言われる繁殖後の育成の難しい動物ですが、これまでに33頭が無事に生育し、最近では、2018年7月にキリンの「仙夏(セナ)」が誕生しています。現在みさき公園で飼育しているアミメキリンは絶滅危惧種であり、世界に1万頭といない希少動物です。当社は、今後もキリンの繁殖に取り組んでいきます。

  • ※絶滅危惧種とは、絶滅の恐れがある種であり、地球規模では国際自然保護連合(IUCN)が評価し、日本では環境省・自治体等が評価していて、以下の3種類があります。
  • ①絶滅危惧IA類(CR):ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い種。
  • ②絶滅危惧IB類(EN):IA類(CR)ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種。
  • ③絶滅危惧Ⅱ類(VU): 絶滅の危険が増大している種。ジャイアントパンダ等の種が該当。
みさき公園のキリン

みさき公園のキリン


みさき公園でご覧になれる絶滅危惧種

みさき公園でご覧になれる絶滅危惧種
※2018年7月時点

 当社と大阪府は2009年、豊かなみどり・自然環境保全の促進に向け、沿線全体を対象とした「グリーンパートナー協定」を締結しました。以来、共生の森(堺市)や多奈川地区(泉南郡岬町)でのビオトープづくり等の環境保全活動を進めています。
 また、当社と大阪府、岬町、大阪府立環境農林水産総合研究所と2014年3月「おおさか生物多様性パートナー協定」を新たに締結いたしました。

道普請

ビオトープで植樹した樹木の下草刈り

 「なんばパークス」ではお客さまの憩いの場として、約1万1500平方メートルの「パークスガーデン」という国内最大規模の屋上庭園を整備しています。ヤマボウシやヤマザクラといった樹木やラベンダー、ローズマリーといった華やいだ草花など、合計約500種類の草木が約10万株植えられています。そこにはたくさんの鳥や昆虫が見られ、大阪市内では生物多様性に貢献できる珍しい場所となっています。一方、大林組と共同で「ヒートアイランド現象の緩和効果や緑の快適性などの熱環境調査」、「鳥類・昆虫類の生息種の調査」、「全樹木のCO2吸収量の調査」などを行っています。

なんばパークス

なんばパークス パークスガーデン

毎木調査

毎木調査の様子