CO2削減と省エネ活動

グループを挙げてCO2排出量の削減

南海電鉄グループでは政府の2030年度の温室効果ガス削減目標(2013年度比26%削減)をベースに全連結グループ56社として、CO2排出量を2013年度比26%削減することを目標として掲げています。
結果、2018年度は297,541tで、基準年である2013年度の312,877tに対して4.9%削減となり、2017年度と比較すると2.1%削減となりました。

26%削減は非常にハードルの高い目標であり、このままでは目標達成が厳しいことから今後は国土交通省をはじめとするさまざまな支援事業を活用し、省エネルギー車両などエネルギー効率の高い車両・設備を継続して導入する一方、グループ全体の従業員の節電意識を高め、「南海環境ビジョン2030」の目標達成を目指してまいります。

南海電鉄グループ56社CO2排出量の推移

南海電鉄グループ56社CO2排出量の推移

国民運動「COOL CHOICE」への賛同

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貝塚駅宅配ロッカー

当社は、政府を挙げての国民運動「COOL CHOICE(賢い選択)」及び「COOL CHOICE できるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン(みんなで宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト)」に賛同しています。
具体的な取り組みとしては、宅配ロッカーの設置(住ノ江駅、泉大津駅、岸和田駅、貝塚駅、三国ヶ丘駅、白鷺駅、金剛駅)、省エネ鉄道車両の導入、パーク&ライド、LED照明への切り替え、グリーン購入の推進等に積極的に取り組んでいます。

COOLCHOICE

※「COOL CHOICE」とは、2030年度の温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%削減するという目標達成のために、日本が世界に誇る省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動です。
 例えば、エコカーを買う、エコ家電にするという「選択」、高効率な照明に替える、公共交通機関を利用するという「選択」、クールビズ、ウォームビズ等。

1回で受け取りませんか

※宅配便の再配達は、環境負荷の増加や社会的損失を招いていることから、再配達削減に向けて新たな取り組みが必要となっています。
 このようなことから、環境省が2017年3月から、「COOL CHOICE できるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン」を立ち上げ、広く国民・民間企業の賛同を呼びかけている。

省エネ活動

鉄道用電力の削減

鉄道は他の交通機関と比べてエネルギー効率の高い、環境にやさしい乗り物といわれています。しかし、鉄道を運行するには大量の電力を使用する必要があり、鉄道用電力の削減を図ることがCO2排出量の削減と節電にも寄与すると考えられることから、当社の重要課題として取り組んでいます。
2018年度の鉄道用電力の使用量は230,895千kWhで前年度より0.6%削減されています。そのうち運転用電力量は199,663千kWhで全体の86.5%を占め、残りの付帯電力量は31,232千kWhでした。
付帯電力とは信号設備、踏切設備、および駅設備(照明、空調、昇降機など)のために使用される電力のことで、夏季・冬季の節電活動(昇降機の一部停止や室内温度の厳守)や、駅の照明を順次LEDに切り替えるなどの省エネへの取り組みを進めています。 鉄道用電力全体では、電力効率の良い省エネルギー(VVVF制御)車両を導入(後述)などの効果により、2005年度をピークとして低減傾向にあり、輸送力に対するエネルギー効率を示す原単位では5年間で6.6%低減しています。

鉄道電力使用量の推移グラフ

「鉄道用電力使用量の推移」グラフ

12000系(P37)

  VVVF制御の12000系

8300系車両

   消費電力を低減した8300系

太陽光発電の活用

 当社では南海本線泉大津駅と泉佐野駅のホーム上屋に太陽光発電システムを設置しています。泉大津駅では1日当たり電力使用量の約3割を太陽光発電でまかなっています。

 2015年5月14日には、羽衣駅においても太陽光発電システムを新設し稼動しています。

 また、以下の2施設で太陽光発電を行い、南海電鉄が発電事業者となって電力会社へ固定価格で売却しています。

  1. 当社グループの住之江興業が施設を所有しているボートレース住之江(大阪市住之江区)では、年間発電量535千kWhで、売電期間は2014年12月~2034年11月、買取価格は全量固定40円/kWhです。
  2. 淡輪遊園跡地(大阪府泉南郡岬町)では、年間発電量642千kWhで、売電期間は2016年10月14日~2036年10月13日、買取価格は全量固定27円/kWhです。

12000系(P37)

淡輪太陽光発電所写真

パーク&ライド

 鉄道の排出するCO2は、自家用車の1/7です。パーク&ライドを推進し、公共交通利用の促進をすることでCO2削減に取り組んでいます。

  • ・ICカードPiTaPaに対応
     堺駅「プラットプラット駐車場」・泉ヶ丘駅「泉ヶ丘第4駐車場」・「泉ヶ丘第5駐車場」
  • ・みさき公園(遊園地・動物園)への移動にも利用可能
     堺駅「プラットプラット駐車場」・岸和田駅「南海パーキング岸和田駅」・樽井駅「南海パーキング樽井駅前」
  • ・商業施設イオンモール和歌山への移動にも利用可能
     岸和田駅「南海パーキング岸和田駅」・樽井駅「南海パーキング樽井駅前」

グリーン購入の推進

 当社では事業活動を行うための製品購入において、できるだけ環境負荷の小さいものを優先的に購入しています。2009年度よりいわゆるグリーン購入として、「ネット購入(パソコン等からインターネットによる購入)」を通じて購入する商品(事務用品ほか)と「非ネット(資材部発注事務用品)」の2つを対象に毎年目標を設定して取り組んでいます。
 四半期ごとの部門別比率通知と改善指導の成果もあって、2018年度実績は「ネット購入」が81.4%(目標80%)と、目標を達成することができました。