CO2削減と省エネ活動

グループを挙げてCO2排出量の削減

 2015年度からは新たな目標を掲げ、南海電鉄グループ45社の2011~2014年度の平均CO2排出量約315,000tを基準とし、これを3か年平均で3%削減することを目標としています。初年度の45社のCO2排出量は304,536tとなりましたが、2年目の2016年度は猛暑と厳冬が続き鉄道本体が削減に苦戦するなか、バス会社の軽油使用の削減が寄与し、301,674tと前年度を下回ることができました。今後もエコレールラインプロジェクトをはじめとするさまざまな支援事業を活用し、省エネ車両等エネルギー効率の高い車両・設備を継続して導入するとともに、グループ全体で節電意識を高めることで目標達成を目指してまいります。

省エネ活動

鉄道用電力の削減

 鉄道は他の交通機関と比べてエネルギー効率の高い、環境にやさしい乗り物といわれています。しかし、鉄道を運行するには大量の電力を使用する必要があり、鉄道用電力の削減を図ることがCO2排出量の削減と節電にも寄与すると考えられることから、当社の重要課題として取り組んでいます。
 2016年度の鉄道用電力の使用量は232,488千kWhで昨年度より0.4%削減されています。そのうち運転用電力は198,737千kWhで全体の85.5%を占め、残りの付帯電力は33,752千kWhですが、付帯電力とは信号設備、踏切設備、および駅設備(照明、空調、昇降機など)のために使用される電力のことで、夏季・冬季の節電活動(昇降機の一部停止や室内温度の厳守)や、駅の照明を順次LEDに切り替えるなどの省エネへの取り組みを進めています。鉄道用電力全体では、電力効率のよい省エネルギー(VVVF制御)車両導入(後述)等の効果により、2005年度をピークとして低減傾向にあります。

鉄道電力使用量の推移グラフ

「鉄道用電力使用量の推移」グラフ

12000系(P37)

  VVVF制御の12000系

8300系車両

   消費電力を低減した8300系

太陽光発電の活用

 当社では南海本線泉大津駅と泉佐野駅のホーム上屋に太陽光発電システムを設置しています。泉大津駅では1日当たり電力使用量の約3割を太陽光発電でまかなっています。

 2015年5月14日には、羽衣駅においても太陽光発電システムを新設し稼動しています。

 また、以下の2施設で太陽光発電を行い、南海電鉄が発電事業者となって電力会社へ固定価格で売却しています。

  1. 当社グループの住之江興業が施設を所有しているボートレース住之江(大阪市住之江区)では、年間発電量535千kWhで、売電期間は2014年12月~2034年11月、買取価格は全量固定40円/kWhです。
  2. 淡輪遊園跡地(大阪府泉南郡岬町)では、年間発電量642千kWhで、売電期間は2016年10月14日~2036年10月13日、買取価格は全量固定27円/kWhです。

12000系(P37)

淡輪太陽光発電所写真

パーク&ライド

 鉄道の排出するCO2は、自家用車の1/7です。パーク&ライドを推進し、公共交通利用の促進をすることでCO2削減に取り組んでいます。

  • ・ICカードPiTaPaに対応
     堺駅「プラットプラット駐車場」・泉ヶ丘駅「泉ヶ丘第4駐車場」・「泉ヶ丘第5駐車場」
  • ・みさき公園(遊園地・動物園)への移動にも利用可能
     堺駅「プラットプラット駐車場」・岸和田駅「南海パーキング岸和田駅」・樽井駅「南海パーキング樽井駅前」
  • ・商業施設イオンモール和歌山への移動にも利用可能
     岸和田駅「南海パーキング岸和田駅」・樽井駅「南海パーキング樽井駅前」